免疫とホリズム


 本日のトレバー先生の講義ではまず最初に「一つの病原体に対する免疫をもつという考え方から離れる」というテーマがあげられました。
病原体が体に一度はいると抗体ができ次からは速やかに免疫反応が行えるという予防接種の効果を支持しているこのような考えに対し実際には体の中には殆ど全てのもの、自分自身の白血球や抗体に対する抗体さえもが非常に低いレベルで存在しており、免疫反応が起こるのはむしろ抗体のない全く新しいものに対して起こるということ、また抗体がない人に病原体が入ったとしても殆どの人が病気を発症しないことから免疫についてのパラダイムシフトが本日も起きました。
また本来全ての異物に対しバランスがとれた免疫を備えている健康な状態を予防接種などである特定の物質、病原体だけに対して抗体を多量につくることでこのバランスが崩れ、体内に存在する物質に対して免疫反応を起してしまう自己免疫性疾患などへの発展までもみていくことができました。